スナック 普段の役割を脇に置き、歌とお酒を通して、誰かと共に漂う小さな社交場。
けれども、これまでスナックは特定の層だけのものでした。私たちはそんな社交場に、「多様性」の滴を垂らしたいと思っています。自分と少しずつ違う誰かもこの街に生きていること。あるいは、この街を訪れた旅人が、文化や人の息遣いを感じること。先が見えない時代でも、オンラインで誰とでも繋がる時代でも、隣人の小さな生の営みに気づき、肌で感じていたい。それが私たちの願いです。
国立の夜を健やかに愉しむ
「水中」が潜んでいる東京・国立市は田園都市です。
大学町として開発され文学や音楽が今も沸き上がる北エリアと、湧水がもたらす自然が気持ちのいい南エリア。その狭間に位置する「水中」は、この街の文化と自然を愉しんでいただけるよう誕生しました。
街が産み、愛してきた本や歌の数々。採れたて野菜を使ったプレートや、ミントのモヒートを味わいながら。
多様な人を包み込むこの街のように、来る明日に向けて体が浮上していくような、新しい形のスナックです。